播種から管理まで
【STEP1】播種(種まき)
※小さな種の場合は、ピンセットまたは厚紙、つまようじ
培土を敷く
育苗箱やセルトレイに、種まき用培土(粒の細かい土)を敷き詰め、平らにならします。じょうろなどでやさしく水をかけ、中までしっかり湿らせます。
播種(種まき)と覆土
育苗箱の場合は、培土にすじ(溝)をつけ、それに沿って種をまき、覆土します。セルトレイの場合は、1穴に1粒ずつ種をまき、覆土します。
※ セルトレイでの種まきは、鉢あげで根痛みしないため、その後の生育が良いというメリットがあります。
※ 育苗箱の代わりに牛乳パック、セルトレイの代わりに卵パックを使うことができます。
Point1
小さく丸い種は、ピンセットまたは厚紙やつまようじ等で転がすように落としてまく。
Point2
大きな種は、種の大きさと同じくらいの深さになるよう覆土する。
Point3
発芽に光が必要(好光性種子)な場合は、覆土しない。
播種(種まき)後の管理
種まき後、種が流れないよう注意しながら目の細かいジョウロや霧吹きなどで軽く水をやり、覆土を落ち着かせます。その後、発芽するまでは、培土の表面が乾かないように細かな水やりを心がけ、雨が当たらない日陰で管理します。発芽後は日当たりの良い場所に移動させます。本葉が出てきたら、培土の表面が乾いたときだけに、水やりをします。
Point1
種まき~発芽までは、培土の表面を乾かさないようにするが、水浸しになると種が腐ってしまう。また、発芽後も水のやりすぎに注意する。
乾燥を防ぐために、新聞紙を被せる方法もあり!
Point2
鉢あげまでの期間が長い種類の花は、本葉が出てきた後、水やりの2~3回に1回、液体肥料を混ぜる。
【STEP2】鉢あげ(ポリポットへ植え替え)
苗の抜き取り
セルトレイの場合、1穴ごとに根が巻いているので、ピンセットなどで周囲の土といっしょに苗を抜き取ります。育苗箱の場合は、根についている土をできるだけ残すようにしながら、丁寧に一株ずつ分けていきます。
鉢あげ後の管理
植え込み後は、土の表面が乾いたら、水をたっぷり与えます。1週間程度は植え痛みを和らげるため、一日中、日差しが当たる場所は避けましょう。
また、1週間程度で根付くので、緩効性肥料(IB化成等)を1ポットあたり2~3粒ずつ与えましょう。
【STEP3】定植(プランター等へ植え替え)
プランターと土の準備
プランターの容積の4割程度の高さまで軽く土を入れ、平らにしておきます。
苗の抜き取り
苗を痛めないようにポリポットを逆さにして抜き取り、根が多く張っている場合は、根を軽くほぐします。必要以上にほぐすと、その後の生育が悪くなるため、写真程度の根張りであれば、ほぐす必要はありません。
プランターへの植え付け(定植)
プランターに3~5株程度をバランス良く配置します。プランターの縁から2~3cm程度低くなるように苗の高さを調整しながら株の根本の周りに土を入れていきます。苗の土と同じ高さまでプランターに土を入れて、最後に苗がぐらつかないように軽く押さえて固定します。植え付けが終わったら、水をたっぷり与えます。
※花壇への植え付けの場合(定植)
定植の1~2週間程度前に、土に腐葉土、牛糞堆肥、肥料等を適量加えて混ぜておきます。株と株の間を20~25cm程度に保ち、ひとつひとつ丁寧に植えます。
【STEP4】管理
水やり
土の表面が乾いたら、水をたっぷり与えます。
夏の暑い時期は、朝と夕方の2回水やりをします。日中の水やりは、草花が蒸れるのでできるだけ避けましょう。特に、プランターや鉢植えの場合は、水切れしやすいので注意しましょう。また、ホース内に残っている温水をかけないようにしましょう。
肥料
次々と開花させるためには肥料が欠かせません。定植後は、1週間から10日後に、緩効性肥料(IB化成等)を1プランターに15粒程度追肥することで肥料切れを防ぐことができます。
以下は、より花を咲かせるためのプラスアルファのテクニックです。
栽培に慣れたら挑戦してみましょう!
(株の管理で、高さを抑え、こんもりとボリュームのある形や開花期間を長くできます)
切り戻し
定植してから一か月もすると、株が大きくなりすぎて、株の姿が乱れてしまうことがあります。この場合、株の半分くらいの高さで葉や芽が残るようにハサミで切り戻しをすることで、しばらくすると新芽が伸びて株の姿がよくなり、再び開花します。
花がら摘み
咲き終わった花は、花茎の付け根で摘み取ることで、病気の発生を減らしたり、新しいつぼみの発生を促したりすることにつながります。手で摘みにくい場合は、ハサミで切り取ります。この時、痛んだ葉や枯葉も同時に取り除きましょう。